2025年10月31日、平塚の海沿いに新しい複合施設「HIRATSUKA SEA TERRACE(ひらつかシーテラス)」がオープンしました。
海と芝生が広がる開放的な空間で、地元の方や観光客でにぎわう注目スポットです。
オープン直後の週末に実際に行ってみたので、徒歩でのアクセスや現地の雰囲気、注意点を含めて正直にレビューします。
ちょっと辛口です、関係者の皆様ごめんなさい!
*訪問日:2025年11月1日
ひらつかシーテラスは海と緑が調和する複合施設
「ひらつかシーテラス」は、もともと龍城ヶ丘プール跡地に整備された複合公園施設です。

買い物・飲食・スポーツ・憩いが楽しめる空間として、湘南海岸公園龍城ケ丘ゾーンの一角に誕生しました。
この施設は津波避難施設としての役割も持ち、災害時の地域拠点としても機能します。
「海を楽しむ場所」でありながら「地域の安心を支える場所」でもある点が特徴です。
ひらつかシーテラスへのアクセス|平塚駅から徒歩30分の道のり

オープン翌日朝9時前、私はJR平塚駅南口から徒歩で向かいました。

東海道線平塚駅の茅ヶ崎(東京)より出口を出たら、右手(南口方面)へすすみ、階段をおりると南口広場に出ます。
南口へ降りたら、人魚姫?のような噴水が出迎えてくれます。


海までの道をまっすぐ15分ほど進みます。

道沿い海に向かって左側に、湘南海岸公園が見えてきます。
プールや広い芝生がある公園です。

湘南海岸公園駐車場は無料ですが、24時間営業ではありませんので注意が必要です。
18時以降は翌日まで出庫できません、夜の海へ行くときには周辺のコインパーキング使いましょうね。
また、公園でのイベント時などは非常に混雑して、満車の場合も多いですよ。
湘南海岸公園駐車場入り口を過ぎて歩道橋を渡ったらすぐ左折すると、海沿いの遊歩道に出るので、大磯方面へ右折します。

海に出たら、右折です。遊歩道で、のんびり歩けます。
ここからは、シーテラスの建物は見えません。
遊歩道の右側は、防砂林が続いています。
犬のお散歩してる人、めっちゃ多いです。

上記の表式は、海側から撮影したため、左がシーテラスになってます、分かりにくくてごめんなさい。
ひらつかシーテラスは、そこから約10分歩いたあたりにあります。

ちなみに、海を正面に見て左手には、「ひらつかビーチパーク」が広がっています。
全体ではJR平塚駅から、のんびり歩いて、約30分弱のお散歩です。
途中海が見えるまでひたすら真っすぐで分かりやすい道です。
箱根駅伝で選手が走るのも、海岸線(134号線)まで、迷うことはありません。
歩くのはちょっと…という方は、歩かなくても平塚駅からバスもあります。
時間帯によっては1時間に3本と本数が少ないため、時刻表を確認しておくと安心。


バス利用の方は、「袖ヶ浜」で下車すれば、目の前が「ひらつかシーテラス」入口です。
なお帰りのバスは、時間帯によって乗車位置が変わるようなので、注意が必要になります。
私は、帰りも歩いて松の木が美しい住宅街を通ったり、「スイーツ散歩」したりしながら平塚駅迄歩きました。
平塚駅からひらつかシーテラス往復のトータル歩数は、9,203歩。

なかなか良い運動でした!
でも、スイーツ散歩でソフトクリーム食べたから、ダイエットにはなってないけど(笑)
ひらつかシーテラスの駐車場は有料|第一・第二で料金体系が異なる

今回、徒歩で行ってみようと思った理由は「駐車場が有料」だという事。
お金を払うのは良いのですが、オープン二日目で混んでいる時に、海岸線で渋滞してさらに有料だとワクワク感が減っちゃうなと思ったからです。
駐車場は東側の第一駐車場(73台)と、西側の第二駐車場(12台)の2か所。
どちらも最初の無料時間が短く利用には注意が必要、しかも基本料金が違うって?なぜ??

支払いは機械で支払いをするようですが、第一と第二で機械が別々です。
自分がどっちの停めたのか、分かってる人いるのかな?
支払い料金やシステムがそれぞれ異なり、少しわかりにくい印象でした。
早朝のサーファー対策なのか?はたまた車中泊防止なのか?よく判らない利用条件。
トイレ休憩など「ちょっと寄りたい」だけの場合は使いにくいかもしれません。
| 駐車場名 | 無料時間 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 第一(東側) 73台 4:00~23:00 | 30分 | 20分ごとに100円(9〜6月) 30分ごとに300円 (7~8月) | 最大料金あり 9~6月:900円 7~8月:1800円 |
| 第二(西側) 12台 24時間 | 20分 | 同上 | 最大料金なし |
| 駐輪場 71台 | 無料 | ||
| バイク駐車場 14台 | 無料 |
※身体障害者手帳などを提示すれば、入庫から12時間まで無料(管理事務所で手続きが必要)
でも、管理事務所って駐車場からずっと奥に行ったところにあります。
上記のように、24時間使える駐車場は12台分しかなく、無料時間は20分!
トイレ行ったら、その位すぐたっちゃうよね?
道の駅ではないため仕方ないのかな?とは思いますが、分かりづらいですね。
👉ひらつかシーテラス公式リーフレットで確認してみてね!
ひらつかシーテラス内の施設とエリアごとの印象

ひらつかシーテラスは、マルシェ棟・BBQエリア・展望テラス・芝生広場など、用途に応じた4つのエリアで構成されています。
ここでは、実際に歩いて感じた各エリアの雰囲気と、感想をレビューします。
マルシェ棟|思ったより小規模、混雑注意


オープン二日目ということもあり、かなりの人出でした。
建物はおしゃれですが、店舗スペースは小さめで、混雑時は落ち着いて見られない印象です。
「地元野菜や魚が並ぶマルシェ」を想像していましたが、実際はテイクアウトやカフェ中心で、生鮮品は販売されていませんでした。
ひとつひとつの店舗が小さめなので、混雑時は買い物しにくいような気がします。
購入したものを座って食べられるようなベンチは、マルシェ棟内にも、建物外にもありました。
それぞれのお店については、公式サイトでご確認くださいね。
BBQエリア「グリルピア」|海風を感じる手ぶらBBQ

手ぶらで楽しめるBBQ施設もあり、海を眺めながら食事ができるのは魅力的です。
ただし、お酒を飲む場合は車では行けないため、夜のアクセス手段(バスなど)は事前に確認しておくと安心ですね。
展望テラス|相模湾と富士山を一望

エントランス棟の屋上は展望テラスになっており、晴れた日は相模湾の向こうに富士山が見えます。
私が訪れた日は薄曇りで、海はキラキラ光っていましたが富士山はうっすらといった印象。
冬の寒い日の方がキレイに見えるかもしれませんね。
芝生広場|開放感のある癒しの空間

芝生広場では、マルシェで買ったフードを広げてピクニックすることが出来るようです。
ベンチが多く配置されていて、海を眺めながら休憩できるのも良い点です。
オープン翌日のため、広場の横のイベントスペースにはキッチンカーが来ていました。
トイレは2か所にあり
トイレは、駐車場から施設へ向かうとすぐ左手に見えてくるエントランス棟と、奥のイベントスペース横の管理棟のところにあります。
ひらつかシーテラス内はWi-Fiが弱くPayPay支払いなどは注意!

施設内のWi-Fiが弱く、スムージーを購入したときPayPayでの支払いがうまくできませんでした。
店員さんによると「iPhoneなら繋がるけれど、Androidだと不安定」とのこと。
私はソフトバンクのAndroid端末を使用しており、結局現金払いに。
電子決済派の方は、念のため現金も持参しておくと安心です。
写真展示スペースと今後への期待

駐車場のそばには、平塚市の写真を展示しているスペースがありました。
地元の風景写真が並ぶ素敵な場所ですが、ここに地元の野菜や魚を販売するコーナーができたら、もっと魅力が増すと感じました。
「観光客だけでなく、地元の人も気軽に立ち寄れる場」としての発展を期待したいです。
地場産野菜や魚の販売はされていなかったので、道の駅で地場産のものを買う事を楽しみにしている一人としては、残念でした。
マルシェ棟にあるショップは、お土産物は有りましたがスペースも狭く、野菜を販売してる雰囲気はありませんでした。
朝早くてお店が全部開店していなかったからなのかもしれませんが、茅ヶ崎の道の駅のような地場産のものをふんだんに売っている雰囲気ではありませんでした。
まとめ|美しい海辺、だけど今後に期待したいスポット
芝生と海の開放感や海沿いの遊歩道の雰囲気は抜群で、晴れた日に歩くと本当に気持ちがいい場所です。
ただし、店舗の規模やアクセス面ではまだ改善の余地を感じました。
【気になった点】
・徒歩だと平塚駅から少し距離がある(約30分)
・駐車場は有料でシステムが複雑
・地元の特産品販売はオープン直後はまだなし
それでも、「海辺でゆっくり過ごしたい人」「湘南の新しいスポットを訪れたい人」「犬の散歩や海沿いウォーキングを楽しみたい人」にはおすすめです。
今後の発展に期待しながら、また季節を変えて訪れてみたいと思いました。
オープン当初の渋滞が減ったら、次は手ぶらでBBQを楽しみたいですね!
運転手調達(息子)して、再チャレンジします。
▶帰りに立ち寄った「平塚スイーツ散歩」の記事はこちら


