近頃フルーツは高級品になってしまいましたが、先日スーパーでお手頃価格のいちごを購入しました。
食べてみると、とっても甘くておいしい!
この値段でいいの?と思い、パッケージをみると『とちあいか』と書いてあります。
しかも、パッケージには「海藻モリンガカカオ栽培」との記載も。海藻??モリンガ???
不思議に思い、いちごの新品種『とちあいか』の魅力について調べてみました。
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栃木はいちご王国
いちご王国栃木の生産状況
栃木県は、いちごの収穫量で日本一を誇っています。
令和4年(2022年)の収穫量は約24,400トンで、55年連続日本一です。
令和3年(2021年)までの27年間、産出額でも日本一を維持しています。
栃木県のいちごは、美味しさと品質に定評があり、多くの人々に愛されています。
一番有名なのは、『とちおとめ』ですが、『とちあいか』は、栃木県として10番目のオリジナル品種、別名「栃木i37号」とも呼ばれていました。
栃木県内では2019年秋に初出荷された、新品種のいちごです。
全国販売は、翌2020年10月以降の2021年シーズンから始まったそうです。
とちあいかの名前の由来
名称は購入者の投票で「とちあいか」「とちあかり」「とちまる」「とちれいわ」「えみか」「あまね」から、最も多くの票を得た「とちあいか」に、2020年7月発表されました。
とちぎのあいされるかじつ と言う意味だそうです。
とちあいか と とちおとめの特徴
とちあいかととちおとめの違いとは?
とちあいかの特徴
とちあいかは、酸味が少ないため、糖度がとちおとめと同じでも甘く感じます。
へたの部分がへこむ特性があり、カットした断面がハート形に見える事で、可愛らしさもあります。
また、表面が比較的固く、生のままでの長距離輸送にも向いているそうです。
2024年3月には、ミニストップで、とちあいかを使用したプレミアムとちあいかソフトも販売されるなど、全国的な知名度も上がっています。
とちおとめの特徴
とちおとめは、栃木県農業試験場で開発され、1996年に品種登録されたいちごです。
名前の由来は、「栃木県」と「乙女」からきており、大粒で色鮮やかな果実が特徴で、食べた時に満足感があります。
甘みと酸味のバランスがよく、非常にジューシーで、果肉は肉厚です。
とちおとめは、一般消費用、贈答用のほか、業務用の利用も多く、洋菓子などへの加工にも多く使われています。
とちあいかの魅力と栽培方法
とちあいかの魅力
とちあいかには、3つのうれしい魅力があります
また、とちあいかは栃木県内のみで生産され、オリジナル品としての魅力もあります。
とちあいかの栽培方法の特徴
最初に私が気になった「海藻モリンガカカオ栽培」とは、植物の免疫力・日持ち向上・病害虫予防に、海藻モリンガ・ステビア・カカオ等を使用し、減農薬に取り組む栽培方法のようです。
「モリンガ・ステビア栽培」という言い方も有り、ビタミンやミネラルが豊富な海藻粉末を水に混ぜていちごに与え、土の中の微生物が増えて土が活性化、いちごが本来持つ力を発揮し、元気に育てる有機栽培方法と言う事です。
まとめ
とちあいかは、2020年に全国販売がはじまった、新品種のいちごです。
名前の由来は投票で、「栃木の愛される果実」から「とちあいか」になりました。
酸味が少なく甘みを強く感じるのが特徴、カットした断面も可愛いハート型をしています。
栃木県オリジナルブランドで、今注目のいちごです。
お店で目にしたら、買ってみて下さいね、美味しいです!