神奈川県秦野市の静かな自然の中にたたずむ白笹稲荷神社。
約1300年の歴史を持つこの神社は、商売繁盛や家内安全を祈願する参拝者で賑わっています。
特に御朱印集めが趣味の方には、独特のデザインと美しい書体が魅力の御朱印が大人気です。
境内には赤い鳥居が連なり、四季折々の行事や茅の輪くぐりなど、訪れるたびに新たな魅力を発見できます。
この記事では、白笹稲荷神社の見どころや御朱印の魅力、アクセス方法まで詳しくご紹介します。
ぜひ、最後までご覧に頂き、次回の参拝の参考にしてください。
神奈川県秦野市にある白笹稲荷神社とは?
白笹稲荷神社の歴史と由緒
白笹稲荷神社は、神奈川県秦野市に位置し、約1300年の歴史を持つ古社です。
古代豪族である秦氏と深い関わりがあり、商売繁盛や家内安全のご利益で知られています。
境内は自然豊かで、訪れるたびに心を落ち着かせてくれる場所です。
地域との結びつき
神社は地域住民にとって重要な存在であり、年間を通じて多くの祭りや行事が行われています。
特に、初午祭(はつうまさい)や夏越の大祓(なごしのおおはらえ)などの行事は、地域の人々にとって大切な伝統行事となっています。
白笹稲荷神社の公式情報
所在地:〒257-0014 神奈川県秦野市今泉1089番地
TEL :0463-81-0256 FAX :0463-81-0215
白笹稲荷神社での御朱印帳の購入方法
購入場所と購入時間
白笹稲荷神社の御朱印帳は、社務所で購入することができます。
社務所は境内にあり、参拝者に様々な御守りやお札も提供しています。
御朱印帳の購入は、社務所の営業時間内に行うことができます。
通常の営業時間は以下の通りです。
- 午前9時から午後4時まで
特別な行事や祭事の際には営業時間が変更されることもあるため、事前に公式サイトや問い合わせを通じて確認しておくと安心です。
購入手順
社務所へ行く
参拝後、境内にある社務所へ向かいます。
社務所の場所は、参道を進んだ先にあり、わかりやすく案内板が設置されています。
御朱印帳の選択
白笹稲荷神社では、様々なデザインの御朱印帳が用意されています。
特に毎年新しいデザインが登場するため、その年の記念として購入するのも良いでしょう。
気に入ったデザインの御朱印帳を選びます。
購入手続き
御朱印帳を選んだら、社務所の受付で購入手続きを行います
価格はデザインによって異なる場合がありますが、一般的には1000円から3000円程度です。
現金での支払いが一般的ですが、最近ではクレジットカードが使える神社も増えているので、事前に確認すると良いでしょう。
御朱印の受け取り
御朱印帳を購入したら、さっそく御朱印をいただきましょう。白笹稲荷神社の御朱印は、社務所で授与されます。御朱印を受け取る手順は以下の通りです
社務所の窓口で申し出る
御朱印帳を持って、社務所の御朱印受付窓口に行きます。
窓口で「御朱印をお願いします」と申し出て、御朱印帳を渡します。
御朱印料を支払う
御朱印には通常、御朱印料(初穂料)として300円から500円程度の料金がかかります。
受付で指定された金額を支払います。
御朱印を受け取る
御朱印帳に御朱印を記してもらい、受け取ります。
白笹神社の御朱印は季節ごとのデザインがあり、白笹稲荷神社の御朱印は美しい書体と印が特徴です。
歴史を感じる境内の見どころ
本殿と拝殿の見どころ
白笹稲荷神社の本殿は、江戸時代に建てられた美しい木造建築で、繊細な彫刻と装飾が施されています。
拝殿も同様に見事な造りで、訪れるたびにその荘厳さに圧倒されます。
赤い鳥居と日本初コンクリート製稲荷像
境内には、赤い鳥居が連なり、美しい風景を作り出しています。
さらに、日本初のコンクリート製の稲荷像があり、歴史的価値が高いです。
この稲荷像は、時代の先駆けとして建てられ、多くの参拝者に親しまれています。
秦野市の湧き水との関係
境内には清らかな湧き水が流れており、秦野市全体で有名な湧き水スポットの一つです。
特に「白笹の湧水」は地元の人々に愛されており、参拝前後に訪れると一層神社の魅力を感じることができます。
湧水は秦野市の「水の郷」としての象徴でもあり、神社の歴史と自然の恵みを感じることができます。
ヒカリモの生息地
境内には希少な藻「ヒカリモ」が繁殖している場所もあり、自然の神秘を感じることができます。
この「ヒカリモは」特定の環境下でしか見られない貴重な存在で、見ることができると、金運が上がるとも言われています。
四季折々の行事とイベント
初午祭(はつうまさい)と夏越の大祓(なごしのおおはらい)
白笹稲荷神社では、年間を通じて多くの行事やイベントが開催されます。
初午祭では、五穀豊穣と商売繁盛を祈願し、多くの参拝者が訪れます。
また、夏越の大祓では、茅の輪くぐりが行われ、無病息災を願う人々で賑わいます。
茅の輪くぐりは、茅の輪をくぐることで厄除けの効果があり、心身を清める大切な儀式です。
茅の輪くぐりの由来と意味
茅の輪くぐりは、日本の神事で、茅(かや)という草で作られた大きな輪をくぐることで、半年間の罪やけがれを祓い、無病息災を願うものです。
白笹稲荷神社の茅の輪くぐりは、夏越の大祓の時期に行われ、多くの参拝者が訪れます。
茅の輪を左回り、右回り、再び左回りの順に計三回くぐることで、心身を清めるとされています。
七夕祭と秋の収穫祭
七夕祭では、短冊に願い事を書いて笹に飾りつける風景が見られ、夏の夜を彩ります。
秋には収穫祭も行われ、地域の農産物が奉納されます。
これらの行事は、地域の伝統と文化を感じる絶好の機会です。
アクセスと参拝のポイント
公共交通機関と車でのアクセス
白笹稲荷神社へのアクセスは、公共交通機関が便利です。
最寄り駅は小田急小田原線の秦野駅で、駅からバスやタクシーを利用すると良いでしょう。
車で訪れる場合、神社には無料駐車場が完備されています。
快適な参拝のためのアドバイス
参拝の際は、混雑する時間帯を避け、早朝や平日を狙うとゆっくりと参拝できます。
また、神社内では静粛に、礼儀正しく行動することが大切です。
特に御朱印を受け取る際には、他の参拝者との礼儀を守りましょう。
神奈川県で有名な稲荷神社
佐助稲荷神社(鎌倉市)
佐助稲荷神社は、鎌倉市に位置し、鎌倉幕府を開いた源頼朝が源氏再興を祈願した神社として知られています。
江島神社(藤沢市)
江島神社は、藤沢市の江の島にある神社で、航海安全や漁業の守護神として信仰されています。
金刀比羅宮(横浜市)
金刀比羅宮は、横浜市にあり、讃岐の金刀比羅宮を勧請した神社です。
海上安全や商売繁盛の神として信仰されています。
箱根神社(箱根町)
箱根神社は、箱根町の芦ノ湖畔に位置し、平安時代からの歴史を持つ古社です。
交通安全や心願成就の神として知られています。
まとめ
白笹稲荷神社は、一年を通じて多彩な行事が行われ、地域の人々と観光客に親しまれています。
初午祭や夏越の大祓をはじめ、各季節ごとの行事に参加することで、神社の歴史と伝統を深く感じることができます。
特に御朱印集めが趣味の方には、訪れるたびに新しい発見があり、記念となる御朱印を集める楽しみがあります。
ぜひ白笹稲荷神社の行事に参加して、豊かな文化と自然を満喫してください。
参拝が終わったら、ぜひ歩いてける白笹うどんへも、寄ってみて下さいね!